街市で蛙さんと亀さんに遭遇する

今日の夕飯は、もちろん蛙と亀、なんてことはなく、手軽に蒸し鶏定食。

 

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蒸鶏拌老抽芝麻醬(蒸し鶏老抽ごまソース添え)、茄子荀菜炒素肉絲(ナス、アスパラ、素肉絲=中華版グルテンミート の炒め物)、薑白蔥湯(しょうがとネギのスープ)、十六榖飯、洛神花茶

 

今日の蒸し鶏のソースの覚え書

材料: 老抽 (中華版濃口醤油、ということになりますが、日本のそれとはちょっと違い、お砂糖で甘味がついてます。日本の醤油と味醂を合わせたものが近いイメージです。) 大さじ一杯

 

芝麻醤(ねりごま) 大さじ一杯

 

鎮江醋(黒酢)大さじ一杯

 

お好みで白胡麻適量

 

作り方:材料をダマがなくなるまで混ぜる

 

* マヨネーズx 醤油xねりごま でもいけるのではないかと思います。

*芝麻醬(ねりごま)がないとき胡麻油+黒酢というサバイバル技を試してみましたが、全く問題ありませんでした。

 

 

 

さて。私が香港で食材を調達する場合、大きく2つのオプションがあります。

 

1) スーパーマーケットに行く

  メリットはローカルと輸入食材両方、それに食品以外のものが必要な時ついでにまとめて調達できる。

  デメリットは食材はすでにパックされているので少量で買いたい時に対応してもらえない。

 

2)街市(市場)に行く

 街市は香港内どこでも住宅地の近くにある。

 メリットは鮮度が良いものを好みの量で安く購入できる。

 デメリットは野菜、肉、魚、豆腐や乾物など専門の店ごとに足を運ばなくてはならない。一度に買い物を済ませたい人は面倒と感じるかもしれない。

 

私は買い物をする時は、平日ならスーパーマーケット、休みの日は街市に行きます。

そういう訳で、今日も日曜日恒例のお楽しみ、街市に買い出しに行ってきました。

 

今日は街市の魚屋さんの一角で久しぶりに生きた蛙さんと亀さんに遭遇。魚屋のおじさんに、蛙と亀売れてますか?と聞いたら、何ヵ月も売れないよーと言ってたので、ほとんど魚屋さんの看板ペットとしての立場を強固なものにしている模様。

まあ、仕方ないよね、売れなくても。今の香港人には家でワイルド食材に挑戦するベア・グリルスみたいな人はいないと思うよ。たぶん。

それにしても、毎週街市に来ているのに蛙さんと亀さんが魚屋店頭にいたのは気がつかなかった。

ちなみに、ここの魚屋のおじさんは3代目だそうで、蛙さん亀さんはお爺さんの代から仕入れて店先に並べているらしい。

 

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*香港では、蛙は『田鶏(田んぼの鶏)』と言われ野菜と炒めたりする食材として用いられるそうです。

*薬膳用途で亀の甲羅のお腹側の方を干して煎じてスープや亀ゼリーにするというのは知っていますが、一般的な料理の材料として使うのかは不明です。