ドリアン閣下オーブンに籠る
先日の生食では完食したものの、ドリアンフレーバーに屈してしまった私。冷凍しておいた残りのドリアン閣下にどうやってリベンジするかを街市で買い物をしながら考えあぐねていた。
今日は週末、街市の果物屋さんはどこも、丸ごと閣下を大人買いするドリアンマニアの善男善女で賑わいをみせている。
いつ見てもハードな組み合わせのドリアン閣下と閣下専用ナイフ。悪臭防止法と銃刀法抵触ぎりぎりではないだろうか、と勝手に妄想。
街市の焼臘店(チャーシューなどローストした肉類を専門に売っている香港版惣菜屋さん)の前を通った時、ふと、ドリアン閣下をオーブンで焼いて食べてみたらどうだろうと閃いた。
シンガポールやマレーシアでは、チーズケーキにドリアンを混ぜて焼いたものもあるというから、焼きドリアンも食べられないことはないだろう、と確信。
早速、家に帰り、ドリアン閣下に140度のオーブンで1時間ほどお篭りをして頂いた。
オーブンから取り出すと、生の時よりは匂いが抑えられたような気がするけど、ニンニクを焼いたみたいな香りが漂っている。
蜂蜜をかけてみた。
食べてみると、ふかしたサツマイモの水分を多くしたような味がする。
私としては、生よりは焼いたドリアン閣下の方がフレンドリーだと思った。
今日の教訓。
『生食で微妙な味の果物はとりあえず加熱してみよう。』